ウィキペディア
| システム | MediaWiki |
|---|---|
| 運営者 | ウィキメディア財団 |
| 設置日 | 2001年1月15日(英語版) 2001年5月20日(日本語版) |
| 言語 | 多言語 |
| ライセンス | GFDL CC BY-SA 3.0 |
| データ |
日本語版:(統計より) |
| 現状 | RecentChanges(en) RecentChanges(ja) 記事増加中 |
| 編集 | 誰でも可能 |
| リンク | #外部リンク |
ウィキペディア (Wikipedia) は、ウィキメディア財団が運営する、インターネット上のフリー百科事典。2001年にジミー・ウェールズとラリー・サンガーによって設立された。初設立の言語版は英語版であり2001年1月15日に開始、日本語版は2001年5月20日に開始されている。ライセンスはGNU Free Documentation License および クリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンス3.0を採用。
目次 |
[編集] 概要
ウィキペディアという語は、ウェブブラウザ上でウェブページを編集することができる「ウィキ」(wiki)というシステムと、「百科事典」(英: encyclopedia) との合成語である。
他言語版の数は半端無く多い。中には珍しい言語のウィキペディアもある。 だが、一方で言語コード(jaやenなど)に登録されていない言語に対しては冷たい。フィリピンのインターネットでよく用いられるタグリッシュは、まだその言語版が出来ていない言語で記事を書く姉妹プロジェクトウィキメディア・インキュベーターですら用いる事はできない。ただ、インキュベーター・プラスという物はある。また一部の言語版はロックされていて、編集やアカウントの取得が出来なかったりする。
[編集] 日本語版
2001年5月頃に発足。2012年現在で英語版、ドイツ語版、フランス語版、オランダ語版、イタリア語版、ポーランド語版、スペイン語版、ロシア語版に次いで9番目に大きなウィキペディアとなっている。サーバーは韓国のソウルに設置されている。
設立当初は利用者も少数で、ローマ字表記の項目が約数十項目とコンテンツもあまりなく、知名度もほとんどなかった。この頃はほぼ定義の無い箇条書きのような記事も執筆されていた。
2002年の夏にはシステムメッセージが日本語表記するようになり、2004年5月28日22時38分頃にはMediaWikiのアップデートによって、「MonoBook」スキンが追加され、そのスキンがデフォルトスキンとして使われるようになった。また英語版ではカテゴリ機能も追加されていたが、日本語版にはすぐには導入されず、2004年6月25日10時頃に追加された。
2003年初頭にかけていくつかのマスメディアで取り上げられたことがきっかけに、利用者が急増し記事も増え始めた。
2010年6月10日には日本語版などの一部の言語版でインターフェイスが変更され、ウィキペディアのロゴや編集画面など一部の機能の拡張化が行われ、同時にデフォルトスキン(外装)も「モノブック」から「ベクター」に変更された。
[編集] 更新状況
恐らくMediaWikiのサイトの中では、最も更新が多く、知名度のあるサイトである。その分利用者の数も多いわけで、日本語版だけでも、自分の投稿が更新ページに表示しただけでも、(約15分以上立つと)一気に50件以上になり見れなくなる。さらにもっとすごいのが英語版で、英語を使用しているアメリカ合衆国があの面積である分、人口も多く、ウィキペディアを利用しているユーザーも相当の数であろうから、そちらの更新ページに自分の投稿が載ると、数秒単位で一気に50件以上になり、見れなくなる。それほどに更新がものすごく、MediaWikiのサイトにおいては恐らく世界一に相当する程の更新数を持っているのではないかと思われる。また、これが原因で荒らしを見逃すこともしばしばあり、ボットを作動させて対処する例も多い。
[編集] 問題点
ウィキペディアでも年々と方針が追加/改定していき、厳しさも徐々に増しているため、方針に違反するとブロックなどの処罰が下されるようになっている。そのため現在のウィキには不満を持つものが多い。
しかしこの「ブロック」は、別のIPに接続したり、アカウントを使ったりすると、逃れることが可能であり、このような行為はウィキペディアではブロックの方針により禁じられている。しかしこれを行うものが何人もおり、中にはそれをわかっていながら行うものも居て、これを繰り返す者は大抵長期荒らしと認定されることが多く、そのための管理ページの独立ページ(サブページ)も作られていたりする。
また、このブロック逃れユーザーのアカウントのことを「ソックパペット」と呼ばれているが、その中には無関係なユーザーを疑い、巻き込むケースもあり(ウィキ上ではCU以外で、同一人物の判断を調べる方法が無いため)、問題になっている(つまり冤罪的なこと)。さらに、ウィキペディアは利用者の多さから、IPアドレスの広域ブロックに、無関係のユーザーが巻き込まれているケースも多く、これも部分的に問題になってたりしている。
ウィキペディアは方針の厳しさゆえ、その不満点から、日本語版ではユアペディアやエンペディアなどの派生サイトが作られた。そのうちのユアペディアは、自由度を高めすぎたために、今やウィキペディアの特定の利用者を名指しする誹謗中傷のサイトと化している。
また、嫌がらせサイトはユアペディアほかにも、個人サイトや2ちゃんねるにも多く書き込まれていることがある。
さらにこれらはウィキペディア以外の同システムを利用している他MediaWikiサイトでも問題になっていることがある。
[編集] 姉妹プロジェクト
ウィキペディアはウィキメディア財団という団体によって運営されているため、百科事典以外の目的ウィキサイトとして以下の姉妹プロジェクトがある。
- メタウィキ(ウィキメディアプロジェクトの議論)
- ウィクショナリー(フリー辞書)
- ウィキブックス(フリー教科書)
- ウィキクォート(引用句集)
- ウィキソース(著作権フリー文書)
- ウィキメディア・コモンズ(ファイルの集積)
- ウィキスピーシーズ(フリー生物種データベース)
- ウィキニュース(自由なニュース)
- ウィキバーシティ (学習支援)
[編集] 関連サイト
ウィキメディア・プロジェクト(姉妹プロジェクト)と思われながらそうではないものなど。
- ウィキトラベル
- Omegawiki(オメガウィキ)
- ウィキツリー
- Translatewiki.net(翻訳ウィキ)
- アンサイクロペディア(パロディサイト) - 2005年1月に英語版が「ウィキ形式によるSPOV(風刺的な観点)を提供」するという非公式な目的のために開始された。運営はウィキメディア財団ではなく、それをパロディと化したアンサイクロメディア財団である、と言われているが実際にはその財団は実在せず、海外のとあるユーザーがサーバーの管理をしている。日本語版は2005年3月頃に設立。
[編集] その他
- ウィキペディアを含め、ウィキメディア財団の運営されているウィキ群はすべてデータベースが共有化されている。
- 統一ログイン機能が導入されており、アカウントの取得を行うと、財団内全てのウィキサイトに、そのアカウントが適用されるようになっている。そのため登録してなかった多言語版には、アクセスしただけでアカウントが自動で取得できたりする(但しロックされたり、制限がかかっているウィキなど一部を除く)。この機能が導入される以前は各ローカルウィキでアカウントを取得する必要があった。さらにその時に取得していたアカウントは、個人設定で統一アカウントの設定を行わない限り、財団内全てのウィキに適用されない。
- 利用者グループの権限構成はローカル(そのウィキだけ)とグローバル(財団内のウィキ全てのもの)のものがあり、グローバルのものは統一ログイン機能が導入された時に作られた。
- 管理者とビューロクラット権限(グループ)の付与は、各ローカルウィキのビューロクラット所属のユーザーによって行われ、権限の解除はメタウィキのスチュワード所属のユーザーなどによって行われる。その場で自身の権限を解除することは出来ないため、メタウィキに申請しなければならない。他チェックユーザーなどの権限は、ローカルウィキ上では付与できないため、同じくメタウィキで申請し、スチュワードなどに付与または解除をしてもらわなければならない。
- 記事にある画像は、ウィキメディア・コモンズから呼び出されているものも一部使われている。
- MediaWikiのソフトウェアは、ウィキペディアのために作られたものである。そのためそのソフトウェアの公式サイトはウィキペディアと同じウィキメディア財団によるものである。但しウィキペディアの姉妹プロジェクトではない。
- 日本語版の設立直後は「ウィキピディア」と呼んでいたらしい[1]。