アンサイクロペディア

| システム | MediaWiki |
|---|---|
| 運営者 | Chronarion(創始者) Carlb(日本語版他) Wikia社(Wikiaサーバーのみ) |
| 設置日 | 2005年1月(英語版) 2005年3月頃(日本語版) |
| 言語 | 多言語 |
| ライセンス | CC BY-NC-SA 2.5 (一部の言語版はGFDL) |
| データ | 日本語版: 記事数16,496本 総ページ数78,949本 登録利用者数20,291名 英語版: 記事数29,407本 総ページ数331,635本 登録利用者数3,883,384名 (2012年4月15日より、統計(日本語、英語版)も参照 |
| 現状 | 更新状況(ja,en) 記事増加中 (時々サーバーエラー) |
| 編集 | 誰でも可能 |
| リンク | #外部リンク |
アンサイクロペディア (英:Uncyclopedia) とはウィキペディアのパロディサイト。創始者はジョナサン・ホアン (ウィキ上のアカウントはChronarion)で、日本語版などの設置者はCarlb氏。
目次 |
[編集] 概要
ユーモラスな百科事典で、面白ければ良いという方針。つまりネタサイト。最早百科事典であるかどうかさえも定かではない。 ジョークとユーモアと妄想に満ちあふれているため、原則的に一行たりとも信用してはいけない。(最近は完全なる嘘っぱちより、事実を嘘を混ぜつつユーモラスに書く方が歓迎される。)名前の由来は、「○○じゃない」という意味の接頭語、un(アン)と百科事典という意味のencyclopedia(エンサイクロペディア)をかけあわせた物である。
但し、アンサイクロペディアの存在を知らない人たちにとっては、このサイトはウィキペディアと勘違いし誤解を招きやすため(更にMediaWikiも使われているため)、過去にはツイッター日本語版、7月から全面有料化と言うページを掲載して、本当に起こったのではないかと問題になったことがある(後にTwitter側が公式アカウントでこれを否定するコメントを投稿[1])。
ライセンスはクリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 継承 2.0を採用しているが、画像ファイルの扱いについては不明である(アンサイクロメディア・コモンズも同様)。このため、大半のファイルは外部からの無断転載(ライセンス無明記)が多く、さらにテンプレート:Copyvio(カテゴリ:露骨な著作権侵害)といったページが作られており、明らかな著作権侵害ファイルであることをサイト側が認めているが、「でも、私達は気にしませんし、あなたも気にする必要はありません。」と記述されている。但し、Uncyclopedia:画像利用の方針はあるので、あまりにもひどいような画像(アダルト、流血、衝撃、重大な著作権画像など)は即時削除される。
[編集] 記事
文章は基本的にウィキペディア風に書かれる。単なるギャグの連発よりは風刺、パロディが歓迎される。記事の作成は誰でもできるが、他の人に「この記事は面白くない。皆で早く改善しなさい。」と言ったテンプレート、{{NRV}}(No Redeeming Value、どうしようもない記事)、{{ICU}}(改善が必要な記事)、{{Fix}}(手直しが必要な記事)、{{拡張}}(拡張(テキスト増大)が必要な記事)が貼られてしまう事もしばしば。(他の人に"この記事は面白い"と改善される前に剥がされる事もたまにある。)規定された期間内に改善されない場合はその記事は削除されてしまう。
[編集] サーバー
多言語版ではあるが、サーバーもドメインも各言語版によってそれぞれ異なってたりしている。URLアドレスもウィキペディアのように言語コードに分けられておらず、バラバラである(全言語版メインページ)。英語版はかつてアンサイクロペディア専用のサーバー (vistapages.com) を使用していたようだが、現在はウィキアのサーバーを使用している。また韓国語版のみは、アンサイクロペディア専用サーバーではなく独自のサーバーを使用している。日本語版は(Wikia以外の)他の言語版と共有のアンサイクロペディア専用のサーバー (vistapages.com) を使用しており、創始者とサーバー管理人はCarlb氏となっている。
また日本語版は以下の複数のドメインが使われている。
- ansaikuropedia.org
- ja.uncyclopedia.info
- ja.uncyclomedia.org
- ja.uncyc.org
- アンサイクロペディア.biz
- アンサイクロペディア.com
これらのアドレスに、内容の違いは特に無いが、編集の反映が若干異なってたりしている。
ウィキペディアのような、ものすごい更新に耐えられるような頑丈なサーバーではないため、時々高負担状態(表示に時間がかかる)になったり、内部サーバーエラーや、データベースが一部消失(アンサイクロペディアではこれを「記憶喪失」と呼ぶ)したり、ソフトウェア(MediaWiki)によるデータベース・エラー等のバグも何度か発生したりしている。またまれにリンク切れのようになることもある。
MediaWikiは安定版よりも、最新評価版(alpha版)を使用することが多い。拡張機能はチェックユーザーやオーバーサイト(Oversight)などが導入されているが、オーバーサイトは今のところ使われていない。他にもYoutubeタグや編集回数リストを表示する特別ページ、特定のページの外装を変更するCSSタグ、脆弱性問題のあるDPL(ダイナミックページリスト)も導入されてたりしているが、スパム対策機能についてはあまり導入されておらず、時々他ウィキと同様スパムボットが現れたりして問題になったりしている。
[編集] 姉妹プロジェクト
アンサイクロペディアでは以下のような姉妹プロジェクトも作られている。 日本語版には
- アンディクショナリー(ウィクショナリーのパロディ)
- 一覧で見出しの題名の内容を説明するプロジェクト。アンサイクロペディアにおいて一行または、短い記事が掲載対象。
- 方針に適した、ユーモアなニュースを書くプロジェクト。
- 方針に適した、本や教科書を作るプロジェクト。
英語版では
- アンバーシティ(ウィキバーシティのパロディ)
- アンソース(ウィキソースのパロディ)
- アンメタ(メタアンディ、リンク)(多分メタウィキのパロディ)
- アンサイクロメディア・コモンズ(アンコモンズ、リンク )(ウィキメディア・コモンズのパロディ)
などが作られている。ただしウィキペディアと違ってアンコモンズとアンメタ以外は、プロジェクト単位でMediaWikiを割り振っていないため、アンサイクロペディアの名前空間内における姉妹プロジェクトの運営となっている。またアンコモンズとアンメタは本家ウィキペディアと同じ全言語版共有利用となっている。
これらはアンサイクロメディア財団(ウィキメディア財団のパロディ)によって運営されているとサイト側は言っているが、その財団は実在しない(Forum:アンサイクロメディア財団について)。
また、上記のアンサイクロペディアやその架空の財団とは別にUndictionary(アンディクショナリー)が存在しているが、これは個人運営による別のウィキで、アンサイクロペディアとの関係はない(ただしアンサイクロペディアに適した方針で、本当にウィクショナリーのパロディサイトを作るウィキではある)。
[編集] その他
- ウィキメディア財団のウィキ群のように、各言語版のローカルウィキは、他の言語版と(ウィキ間で)データベースが共有化されているかは不明(Wikiaサーバーは別として)(なお、アンサイクロメディア・コモンズの画像が呼び出されていることから、共有している可能性はある)。また、統一ログイン機能は導入されてないため、ローカル(その言語版だけ)で作成したアカウントは他言語版とは共有化されない。そのため全ての言語版に登録する場合は、それぞれのローカルウィキでアカウントを作成する必要がある
- 但しウィキアサーバーを使用している言語版の場合は、ウィキアはアカウントをローカルで割り当てないため、一度アカウントを作ってしまうと、他の(ウィキアサーバの)言語版にアクセスしたときに、既にアカウントが存在している状態になっていることがある。
- 上記により、グローバル権限(アンサイクロペディア全体に対する)などの管理機能も存在しない(ただしアンメタは存在する)。
- ウィキペディアとの相違点は、方針やシステムメッセージが未だ更新されてない(個人設定が未だオプションのまま)等を除いて、前述したようなシステム構成が大きく違うことと、姉妹プロジェクトの運営方法も異なっている。
- いくつかMediaWikiシステムのパロディ記事もある。カテゴリ:MediaWikiのパロディ
- 2011年8月頃からは、サイトの外装が「モノブック」から「ベクター」に変更された。またロゴも若干変更された。